有明海のこだわり干物の美味しい秘密
入千代商店の干物は、生の原料をそのまま干物にすることにこだわっています。また、調味料や加工方法にも工夫を凝らし、干物本来の美味しさを引き出しております。
入千代商店の旨味たっぷりの干物を食べたお年寄りが「こどもの頃食べた干物の味がする」とおっしゃることもあります。
また、少しは魚を食べてもらおうと、自分の分の干物をお子様に一口食べさせてみたところ、「もっと欲しい」と催促され自分の食べる分がなくなっちゃいました…という微笑ましいお話もお伺いします。
昔ながらの干物の良さを生かしつつ、現代の加工技術で更なる美味しさを目指した干物は、お年寄りからお子様まで人気の商品です。
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入千代商店の「こだわり干物」
詳しい加工法はこちらもご覧ください。
https://irichiyo-syouten.com/processing_02/
一般的に売られている干物の多くは大量生産で加工されたものが多いです。大量に生産するには一年中安定した原料供給が必要になるため、たくさん獲れる時期に冷凍して保管しておき、それを解凍して加工しています。この解凍時に魚の旨味成分が身の外に流れ出てしまうため、大量生産の干物はどうしても本来の魚の美味しさが損なわれてしまうのです。一年中安定して食べられるメリットの影には、魚本来の美味しさが失われているデメリットがあるのです。
入千代商店では、通年では加工していません。その魚が一番美味しい時期にだけ、生の魚を漁港からすぐ近くで加工し、そのまま干物にしています。生産量は安定しませんが、その分美味しい干物を皆様にお召し上がりいただきたいと考えています。
入千代商店では、長崎県島原市の漁港で水揚げされたばかりの魚介の中から、1年で最も美味しい季節「味の旬」を迎えたものだけを厳選して干物にしています。そのまま食べても美味しい魚介ばかりですが、干物にすることで鮮魚とは違った干物ならではの旨みや食感になり、極上の一品に仕上がります。
入千代商店の干物は「にがり」を程良く含んだ長崎県・五島灘の天然塩を使用し、素材の味を引き立たせています。また、干物の乾燥には冷風乾燥機を用い、低温のまま乾燥させることで乾燥中の魚の劣化を防いでいます。そのため、ふっくらとした身の中には素材の旨みがぎゅっと詰まっています。
入千代商店の干物は塩以外の調味料や酸化防止剤などの添加物を全く使用していません。これは、新鮮なまま加工し、温度・湿度を厳密に管理して乾燥させ、急速冷凍で状態を維持したまま保存しているからです。余分なものを何も加えていないため、干物本来の美味しさが味わえます。