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活〆・神経抜きの美味しい秘密

水産物は漁獲後の鮮度の維持が大変重要です。

「活〆・神経抜き」をした魚は、従来の方法より飛躍的に鮮度を維持することができ、水揚げ直後の鮮度と美味しさをそのままに味わうことができます。魚介の通常の出荷に比べて、非常に手間も日数もかかる加工法のため流通量は少ないですが、その味は格別です。

入千代商店では、「活〆・神経抜き」に適した上質な魚を選定し、 1尾1尾の状態に合わせて加工しております。
入千代商店ならではの鮮度抜群の魚をお召し上がりください!

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「活〆・神経抜き」は魚の鮮度を保つための加工法です。
詳しい加工法はこちらをご覧ください。
https://irichiyo-syouten.com/processing_01/
 
 

 
魚は水揚げ時にストレスを感じると、エネルギーが消費され美味しさが損なわれます。そこで、水揚げされた魚を水槽で1~2日間のびのびと泳がせ、ストレスを癒しエネルギーを回復させます。これを活かし込みと呼びます。この活かしこみにより、魚の本来の旨みが戻ります。手間と時間はかかりますが、魚の本来の美味しさを見事に味わうことができます。
 
 

 
締める際に暴れることで再度身のエネルギーを失ってしまわないよう、急所を狙い一瞬で締めます。また、魚は締めて脳が動かなくなった後も身のエネルギーは脊髄から少しづつ消費されます。そこで、神経抜きにより、脊髄を破壊することでそれを防止し、身のエネルギーを保ちます。その他、血抜き・冷やしこみと徹底的に鮮度維持にこだわることで、水揚げ後すぐに捌いて調理した時のような鮮度と美味しさを皆様にお届けします。
 
 

 
魚は、漁場や漁業者の扱いにより味が大きく異なります。
有明海は緑豊かな山々に囲まれた九州最大の内海で、100を超える河川により山の栄養が流れ込む栄養豊富な海です。また、日本最大の干満の差を生むほど潮の流れが早く、湾の隅々まで酸素や栄養分が行き渡り豊かな生態系が作られています。
入千代商店の活〆(いかしじめ)は、有明海に面した島原市の漁港から、海と山に育まれた魚介を手間と時間をかけて加工・出荷するため、ご家庭でも現地の鮮度と美味しさをそのままに味わうことができます。「魚介のほんとうの美味しさを味わって欲しい!」その想いで皆様にお届けしています。
 
 

「活〆・神経抜き」をした魚は、鮮度を保つために内臓の下処理はしていません。お召し上がりになる前にご自身で捌く必要があります。「活〆・神経抜き」した魚を最高の状態で味わっていただくために、調理直前の下処理は大切な作業ですので、魚を捌くのが苦手な方にはお勧めしません。お手数はおかけしますが、お店で買った魚とは一味も二味も違う、本当の意味での鮮度の良い魚の身の弾力や旨みを、お楽しみいただけます。